白い寺 ワットロンクン チェンライ 観光

一人の芸術家が人生をかけた、チェンライの”白い寺”通称ホワイトテンプル。彼の情熱が世界中から人を引き付ける。

一人の芸術家が人生をかけた、チェンライの”白い寺”通称ホワイトテンプル。彼の情熱が世界中から人を引き付ける。

ワットロンクン

外国人旅行者の間では、ホワイトテンプル(白い寺)と呼ばれている。
タイ王国でよく見られる寺とは全く違った建築様式だ。

このお寺はAjarn Chalermchai Kositpipatという、1人の芸術家によって再建された。今回はこの大変美しいお寺に行ったので、ご紹介します。お寺ももちろん面白かったけど、彼の人間性が伝わる作品の数々が展示してあって、それが心惹かれた。

彼の作品作りの源になる”考え”が書かれた冊子があったので、それを翻訳しています。

場所と行き方

バス停はここから!

バス料金は20バーツで、座っていたら途中で集金に来てくれます。

所要時間30分。大きなハイウェイで降ろされるので、降りたら2分ほど歩きます。

入場料は50バーツでした。

芸術家の熱意が伝わる

彼は世界で1番美しいお寺を建てたいと、そしてタイ王国の現代の仏教芸術を広めたいと言う思いからこの白い寺を立てることを決心し、彼とそして120人の支援者が一緒になって、もはや人生を賭けた大変な作品になっている。

ワットロンクンの再建プロジェクトが始まったのは1997年。

「私は自分の国にとって、価値のあるものでありたい。仏教と芸術を組み合わせて、発展させた自分のスタイルを創り出したい。そして世界中から私の作品を見に人々が集まる場所を作りたい。タージマハルやアンコールワットのように。しかしきっと、この計画は私が死んでから60年から90年経った後だろう。」

独自性の塊

白い寺 ワットロンクン チェンライ 観光

彼はこう続ける、

「私は誰の影響も受けずに、自由に作品を作りたい。政治家や大富豪たちからの寄付は受け付けたことがない。なぜなら、そこに圧力が加わるからだ。お金と言うものは、お金を寄付する側の力がお金を寄付される側にどうしても影響する。たくさんのアーティストが雇われて仕事をするように。だが私は、自分自身でこのお寺を建てる道を見つけたい。」

進化を続ける白い寺

白い寺 ワットロンクン チェンライ 観光

彼は、毎年のように修復が必要になることや、変わっていくことを付け加えた。

 

「私の1番の目標は、私の仕事を完璧にこなすことだ。だからこそ、毎年修復が必要だ。何度も来る訪問者は、毎回来るたびに何かが変わっていることに気がつくだろう。」

 

「国際的な仏教芸術はほとんど他のものから影響を受けている例えばインドやスリランカ、スコータイやアユタヤから。現代アートは、伝統芸術からの影響を避けることができない。しかし私は何者からの影響も受けることなく、自分のプロジェクトを人生をかけて完成させたい。」

ヨーロッパの芸術を学んだが

白い寺 ワットロンクン チェンライ 観光

彼はさらに、なぜ彼はタイ王国の芸術が好きかについて語った。しかしながら、シルバーコン芸術大学の学生だった彼は、すべての学生の間で人気のあったヨーロッパからの芸術についての意見や、当時の国際的な芸術は、とても古いものでアップデートが全くされていなかった事について意見を述べる。

 

「私も、他のクラスメイトと同じように現代アートは学んだし好きだった。モネやゴッホ、ダリ、ピカソといった有名なヨーロッパやアメリカの画家のスケッチも沢山した。しかし、彼らのスタイルは私好みではなかった。」

タイの伝統芸術にフォーカス

白い寺 ワットロンクン チェンライ 観光

「外国の芸術を学ぶ度に、私はおかしな感覚を感じた。そこから私は、タイの伝統芸術に興味を持ち始めました。勉強するたびにどんどん好きになっていきました。若い世代のアーティストたちに見捨てられつつある伝統芸術に、共感を抱くようになっていった。」

世界的な芸術にしたいという情熱

白い寺 ワットロンクン チェンライ 観光

「私は造形とグラフィックアートを専攻しました。インターナショナルアートコースでは40人の生徒がいたのに、同じ選考を選んだのは3人だけでした。私の友達からは、時代遅れだとからかわれました。しかし、私はそんな事は気に留めませんでした。なぜならタイの芸術を世界的に有名なものにしようと心に決めていたからです。」

 

ワットロンクンへ訪れた時の様子をまとめてます。では、良い旅を!