海岸に現れるマヤ遺跡トゥルム。唯一の要塞都市だった理由とは?

メキシコのユカタン半島遺跡巡りもいよいよ終盤。

来週はキューバに行く予定だが、その前にTulum(トゥルム)によって海岸にある珍しい遺跡に訪れた。

トゥルム自体は小さい町で、ダウンタウンと遺跡は少し離れているが、自転車のレンタルがメジャーで、ダウンタウンを歩けば沢山のレンタルショップが立ち並ぶ。

私は遺跡近くのホステルLobo Innに宿泊。ここは自転車が宿泊客はフリーで借りられた。

Tulum Ruins

トゥルム遺跡

ここは、貿易の要所地として栄えた場所で(モントリオールみたいな感じ?)特にコバ、チチェン・イッツァ、エク・バラムへの大切な経由地だった。

遺跡自体は、マヤ遺跡の中でも割と最後の方の時代に建築されたものだ。大体13-15世紀くらいのものだ。更に、スペインの侵略後、70年もの間守られてきた。

だが、スペインの支配者たちによって持ち込まれたマヤの人たちにとっては新種の病気が蔓延し、町が廃退する原因にもなってしまった。

What does it mean "TULUM"?

なぜトゥルムという名前なのか

トゥルムという名前の意味は”マヤの壁”。しかし、元々の名前があって”ザマ”と呼ばれていた。ザマの意味は”Place of the drawning sun(太陽が昇る場所)”。

メキシコは太陽の置き物を壁に飾ったりするのが多いけど、昔から太陽が神様のような存在だったに違いない。自然を信仰し、あらゆるものに神が宿ると信じていた。

Fact of population about Tulum

人口のなぞ

左:フレスコ画の神殿 右:中央神殿

朝一に行ったのに、とにかく観光客の量がすごい!!チチェン・イッツァに並んで、もっとも観光客が多い遺跡だ。

人口の話。

ここトゥルムには1,600人以上の人は住んだことがないらしく、規模にしては少ない。その理由としては、かなり宗教色の強いエリアで、沢山の儀式なども行われていたからだ。一般人が住んでいたのは、また別の場所だったと考えられている。

why a wall surrounds Tulum?

なぜトゥルムだけ頑丈な壁に囲まれているのか?

貿易の盛んだったトゥルム。主にトレードをしていたのは、ターコイズやヒスイだった。そして、トゥルムが特殊なのは他のマヤ遺跡とは違い、壁で囲まれている事だ。

石灰岩で出来ていて、784mの壁が3方向に建てられて7mの厚さのある壁はとっても堅牢。高さは3-5m。いかに気合を入れてこの地を守ってきたのかが、窺い知れるのではないだろうか。

1つは、侵略者から守っていた事。そして、ここに住んでいたのは、聖職者や貴族、特権階級の人たちが住んでいたわけだ。

Temple of the Frescoes

フレスコ画の宮殿

保存状態の良い一つの建物だ。フレスコ画の描かれた遺跡で、建築は3段になっていて、一番下の階層が”死”を意味し、真ん中は”生”、最上部は”創造者”または”雨の神”を表している。

この建物は、太陽を観測する為に使われていた。内部にフレスコ画が描かれているらしいが、残念ながら入ってみる事は許されていない。

面白い話がひとつあって、真ん中の階層部分に神様の彫刻がある。その神様が乗っているのは4本足の動物だ。この動物は”馬”だと信じられていて、もしこれが馬であるなら、当時のトゥルム遺跡にすでにスペイン人の侵略が考えられているより早い段階であったのではないか。と推測される。

さて、真実は、、。

Castillo

中央神殿

真ん中の海に近い場所に堂々と建っているのが、カスティージョ(castillo, catsle)と呼ばれる中央神殿。12mほどの崖の上に建てられた。あの神殿に昇ったら、カリブ海が気持ちよく見渡せそう。

残念ながら遠巻きにしか見れません。もちろん中にも入れない。

柵だらけで、遠くから写真を撮るのみだが、ここまで綺麗な遺跡を見れるのはやっぱり嬉しい。

Entrance fee, etc

 入場料など

入場料:70ペソ(2017.11現在)

メキシコ在住の人は日曜日無料

時間:月曜~土曜 8:00am~5::00pm

2時間もあれば十分見られる。

トイレはエントランスの近くにあり。

ダウンタウンから乗り合いバス(コレクティーボ)もあり。15ペソ。個人的には自転車がおすすめ。遺跡の中にビーチもあるので、水着を持って行って泳いでいる人も多かったが、コインロッカーなどはないので貴重品は自己管理。

ダウンタウンはこちら。遺跡まで自転車で10-15分くらい。

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